科研費国際共同研究加速基金
(国際先導研究)

パワーレーザー極限状態の固体とプラズマにおける
物質と場の構造変化に関する学理探究

NEWS

2025-09-20

参加報告:IFSA2025(大阪大学・瀧澤龍之介)

大阪大学レーザー科学研究所の・瀧澤龍之介氏が2025年9月14日から9月19日までフランス・トゥールで開催されたInternational Conference on Inertial Fusion Sciences and Applications (IFSA) に参加して来られました。
以下レポートとなります。

フランス・トゥールで開催されたIFSAに参加し、「Enhancement of J×B acceleration with the structured target」という題目で研究成果を発表した。本発表では、高コントラストレーザーと構造体ターゲットの組合せによってJ×B加速電子の生成効率が向上することを示し、聴衆との議論を通じて今後の高速点火核融合研究を進める上で極めて有益な知見を得ることができた。特に構造体を付与したターゲットにおける電子発生過程の制御や燃料加熱効率の改善に関する新しい視点を共有できたことは、FIREX-NEO計画やGXII–LFEX共同実験に直結する成果であると考えられる。また会議を通じて米国や欧州、アジアの大規模レーザー施設における研究動向を把握することができ、シミュレーション研究や燃料圧縮、新しいターゲット設計に関する最新の取り組みを直接知ることができたことは、今後の研究戦略を練る上で大きな刺激となった。

滞在中の生活においては、現地で味わった牛肉のタルタルが非常に美味であり、食文化を通じてフランス滞在をより豊かなものとすることができた。今回の国際会議参加を通じて自身の研究成果を国際的に発信しつつ、海外研究動向を追うことで高速点火核融合研究の今後の方向性を明確化できたことは大きな成果であり、今後の研究活動において大いに活かしていきたい。

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