科研費国際共同研究加速基金
(国際先導研究)

パワーレーザー極限状態の固体とプラズマにおける
物質と場の構造変化に関する学理探究

活動報告

2024-07-20

参加報告:Gordon Research Conference (Research at High Pressure)

7月14-19日に、アメリカ、ニューハンプシャー州でGordon Research Conference (Research at High Pressure)が開催されました。

ゴードン会議はサイエンスでは権威ある国際会議の一つとして知られており、高圧分野でも有名な研究者が数多く参加され盛り上がりを見せていたとの事です。
大阪大学から尾崎典雅・村山大輔・竹歳加偉が出席し、村山・竹歳がポスター発表を行いました。

D. Murayama, Poster,
“Transport property of the C–H–O ternary system under high temperature and pressure conditions”
K. Taketoshi, Poster,
“Laser Shock Compression of Ammonia Borane”

2024年7月14日から19日にかけて、ニューハンプシャー州のホルダーネススクールでGRC2024のResearch at High Pressureに参加しました。これは、高圧研究を中心とし、まだアクセプトされていない最新の研究を発表する会議になります。私は、”Transport property of the C–H–O ternary system under high temperature and pressure conditions”のタイトルでポスター発表を行いました。この研究は、高温高圧状態で炭素-水素-酸素の3元系が混合状態を形成した際の水素の拡散機構を明らかにしたものになります。ポスター発表では、氷惑星を専門とする研究者と氷惑星の内部構造に関する議論を行いました。ネイティブの早い英語を聞き取るのが難しい場面もありましたが、機械学習ポテンシャルを用いたCH系のシミュレーション研究やCHNO系のショック実験などの新しい結果を聞くことができ、意義のある会議になりました。

村山大輔(大阪大学大学院工学研究科・後期博士課程2年)

まず初めに、権威あるゴードン会議に参加できたことを嬉しく思います。この会議では口頭発表はもちろん、ポスターでも多くの有名研究者が発表をしており議論しやすい環境でした。また、参加者は未発表の報告をすることになっているため、世界の最前線を肌で感じることができました。自分はレーザー衝撃圧縮されたアンモニアボラン内部の金属水素と他元素のふるまいについてポスターで報告し、レーザーショックや水素の高エネルギー密度研究の権威者が聴きに来てくださり、大変有意義な議論ができました。いつパブリッシュするのか?という質問も複数あり、早く論文で報告したいと思います。

竹歳加偉(大阪大学大学院工学研究科・前期博士課程2年)

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